水の音に癒されて―― 福田会⾧ゆかりの「坊野水車公園」誕生
かつてこの地―― 吹上町永吉坊野(現・日置市)には、福田会⾧の生家がありました。
お父様が営まれていた精米所では、近くの川の流れを利用した小さな水車が精米機を力強く回していたといいます。
その記憶を大切に受け継ぎ、今春、約1,000 ㎡の広さを持つ施設「坊野水車公園」として生まれ変わりました。敷地内には駐車場も整備されており、お車でも気軽に訪れることができます。
公園の完成を記念して、5 月10 日には落成式が行われ、多くの方々から門出をお祝いただきました。
公園の一角には、かつての精米所の面影をしのばせる小型の水車が静かに回り続けています。せせらぎの音に耳を傾けると、まるで昔の情景がよみがえるかのよう。地域の歴史が優しく語りかけてくれるようです。
この公園には、福田会⾧の「地域の人々が気軽に集い、語らい、癒される場に」という想いが込められています。すでにご近所の方々が散歩に訪れたり、ベンチでのんびりと語らったりと、温かな交流が生まれはじめています。
日々の忙しさの中で、少し立ち止まって水の音に癒されるひととき――
「坊野水車公園」が、皆さまにとってそんな憩いの場所になれば幸いです。