技術向上委員会では定期的な講習会等を開催し，社員の技術向上をサポートしています。

今回は，外部講師を招いた「コンクリート補強用ナイロン短繊維」に関する社内勉強会を行いました。
コンクリート1m3に対して，300g（1袋）の投入量で，靭性が格段に上がるという説明をいただきました。

分散性実証の資材もお持ちいただきましたので，それぞれの手元で，グルグルまぜて，ほんの１～２分で，ポリプロピレン系の繊維と今回のナイロン系繊維で，混ざり具合の違いというものを感じることができました。

手元で一生懸命混ぜて，放置した２～３分後・・・・・

コンクリート打設時に，投入することで，様々な効果が期待できるようです。
・斜面での効果：　吹付施工でのリバウンド量が小さい 　
・ブリーディングの抑制 　
・曲げ靭性
・タフネス大幅増大 　
・抵抗力の向上 　
・初期クラック，ひび割れ抑制 　
・剥離，剥落防止 　
・爆裂防止 　
・トータルコスト削減 　
など，社会経済活動を支えるインフラには必要不可欠な資材として活躍しているようです。 　
貴重な時間を共有させていただきました。ご説明いただき，ありがとうございました。