健康推進委員会:春の熱中症にご注意を!!
▼熱中症は春に注意を!
熱中症は「夏」というイメージが強いと思いますが、実は最も注意すべきは「春」なんだそうです。
原因は、体がまだ暑さに慣れていない中、日中と朝晩の大きな寒暖差があると、体が環境の変化についていけず、体温調整がうまくできなくなるそうです。
人間の体には、徐々に暑さに慣れて、体温が上がると、汗をかいて体温を下げる機能がありますが、汗をかく習慣がなかったりすると、熱が体にこもって体温が上がっても自分で下げることが出来ないのです。
だから、急に熱くなったり、寒くなったりすると体がついていかず、熱中症になってしまいます。
▼暑熱順化による予防を!
春の熱中症の予防には、暑さに慣れていく『暑熱順化』が重要だそうです。
『暑熱順化』とは、体が暑さに慣れること。
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて強くなります。
体が暑さに慣れるまでには、個人差がありますが、数日から2週間ほどかかると言われています。
早めに暑さに慣れるための対策を心がけ、熱中症になりにくい体にしておくことが重要です。
そのためには、運動や入浴が最適だそうです。軽いウォーキングや湯船につかって汗をかきやすくすることをおすすめします。
気温の上昇に注意して、こまめに水分補給しながら暑さに負けない体づくりを目指しましょう!