健康推進委員会:台風時期に起きやすい「気象病」について
台風シーズン到来です。
気象病という、天候や気圧の変化が原因で起こる体調不良で、次のような症状が見られます。
・自律神経の乱れ
・頭痛
・めまい
・吐き気
・眠気
・イライラ
▼気圧の変化による頭痛の対処法
①カフェイン(お茶・コーヒー)を摂取する
カフェインを適量摂取すると痛みが和らぎます。
カフェインは血管を収縮させる作用があり、頭痛の起こり始めに摂取すると効果が期待されます。
過剰に摂取すると頭痛が悪化する恐れがあるので、量には注意が必要です。
②部屋を暗くする
気圧の変化による頭痛は、自律神経の乱れで酷くなりがちです。
部屋を暗くして安静にし、副交感神経を優位にすることで、活発になってしまった交感神経を落ち着かせましょう。
③頭の痛む場所を冷やす
気象病の頭痛は片頭痛と同様で、脳の血管が拡張して、その周囲の神経が炎症を起こしている可能性もあります。
保冷剤や氷をくるんだタオルで患部を冷やしましょう。
④耳をマッサージする
耳マッサージは以前も紹介しましたね。
気圧の変化をキャッチする内耳の周辺の血行が悪くなっていると、頭痛を招きやすくなります。
1日に3回程度マッサージを行うと頭痛が緩和されます。
また、頭痛がなくても、毎日続けることで予防になります。
(今回の記事担当は、健康推進委員会の峯山でした)